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香港映画

香港映画についてのブログです。

香港映画:90年代以降、2019年までの変遷

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香港映画:90年代以降、2019年までの変遷

90年代は今後のことがわからないので作り控え期に入る。最初は大陸の検閲を恐れていたが、結果的に20年の間に独自の映画は全く作られなくなった。香港映画は大陸化した。
〇合作萌芽期・97年返還~2000年初め
1.経済的な理由
返還の直後に経済が落ち込む。持ち直してもSARSで再び経済が落ち込む。これを契機に合作が増える。
2.他の理由
香港マーケットの縮小(中国以外の市場が減る、別要因)
〇2019年現在
合作がメイン。


わかりやすい変化

1.映画関係者が親中に変わっていった。
2.広東語は使われなくなった。
3.普通に簡体字を使うようになった。
4.大陸の政治的な国策映画にも関わるようになった。





香港映画は香港返還の縮図。
安定した国以外の人の場合、いつもその人の出自にまつわることに他人は翻弄される。見た感じは注目を集めるけど・・・100%理解は難しいし、あまり深入りしないほうがいいと思うようになった。
香港映画はもう二度と返還前の形には戻らないと思う。
97年以降に製作されたわずかな「らしい」映画も、半分の人は親中で、なんだかよくわからないと思って見た方がいい。
22年、洗脳完了してもおかしくないぐらいの年月。
合作メインとなった映画人にはもう期待はしない方がいい。
ジョニー・トーでさえ大陸に行きはじめた。
でも外の人はいつかはって実は期待してる。このおかしな状況は一時的でいつか改善されるだろうって。
最初はお金のことだったのがずるずるになって、大陸の大国化で立場が逆転して一時のことが22年の歳月となって行った。当時の赤ちゃんが大学を卒業するぐらいの長い時間。この22年は取り返せないぐらいの年月。5年、10年なんかじゃなない。






97年以降、経済が落ち込んだのは数回ぐらいしかいない。なのになぜか映画のお金のことは22年経っても解決できない。何が国際金融センターなのだろう??


今度のドキュメンタリー映画にはこの22年のことも入れてほしい。
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