レスリーのことをまた調べたりしてる。この混乱(雨傘以降)の中で、レスリーならどうしただろう?ってやっぱり思う人がネットで探していていた(香港に)
今回のデモでも映画人はあっち(中国)につく人も多いですね。本当にびっくりする。
個人的に返還後の香港映画の衰退の中、レスリーならばどう活動したかなって気になっていた。時代にならって(?)レスリーの映画構想も大陸だった。後述。
ネットで知った本がちょうど以前、見かけた本だとわかって読んでみた。
2回目この本を読んでいて、99年ごろのレスリーの映画構想の出演者が2002年にはだいぶ様変わりしていた。これって出資者(中国の人)の意向だったんだろうか?なんと胡軍の名前があった(びっくりですね)
葬儀に出席した映画人の名前も書いてあった。ピーター・チャン、アンディ・ラウ、トニー・レオン、ウォン・カーウァイなどの名前なし。これにもびっくり。なぜかスタンリー・クワン監督の名前はあった。要するにプライベートの付き合いがあるとかどうかじゃない?
「レスリー・チャンと香港」松岡環著
P.7「時代が彼を殺した」
97年以降の香港映画の落ち込みとSARS
作者は"はじめに"の中で語った。
このサイトによると、わりと迫っていたと思うけど、死の真相に迫りきれてはいないとのこと。
「殺した」って言葉を使っているのがすごい。
映画が不況になったのは中国のせいでもないかもだけど。返還後の香港は今に至るまでドミノ倒し的に千を超えるさまざまな要因が重なったイメージ。返還も重要な要因。
返還を決めたのはイギリスと中国。政治の間接的な犠牲とは言える。
一国二制度なんてできるわけがない。民主国家が社会主義(独裁)国家に返還なんて前代未聞。同じ民族だろう??みたいな甘い誘いには乗らず、徹底的に全面的に拒否するべきかもしれない。不勉強すぎるけど政治の上層部でだけで決めてしまったのかな?今だったら当事者である住んでる人たちがどうしたいかを問う住民投票をするべきだと思う。
政治体制が変わるって、それがよかれあしかれいろいろ社会を不安定にさせる。株式市場なら投資を控える不安要素に間違いなくなる。
ウォン・カーウァイやインファナル、少林サッカーで本当の姿が見えなくなってしまっていたと思う。
10/21
同性愛。それっぽい映画も出演してる。本によると共感が得られなかったことがのちに苦悩になったと。実は異性愛の方が、意外と気楽でいいのかもしれない。本当の自分は隠すことになっても・・・
偽りを演じるのに疲れるパターンもあるけど、隠すのに慣れていたら逆?
当時の香港では共感されないものだったそう。意外だった。それなのになんかあえてそういうのに出るのはつらいだけじゃないかな。トニーレオンはインタビューでやりたくなかったとか・・・ブエノスアイレスはコンサートのカミングアウトと重なって、つらいだけだったのかな?
性を軽々と飛び越えはできても周りがどう思うかは別みたい。
もしいっさいの制約もなかったらそういうのしか出ないかも?