選択肢としてだいたいトー作品を見ることが多い。というかもうこれしかない。
ジョニー・トーの作品は好きだけど、あまりそうでないシーンがいっつも1つくらいある。ほめる人も多いけど、これをどう思っているのだろうとよく思います。でも、それはそれで意味があるんだと気づきました。
意味とは言いたいことへの間接的なアプローチのことです。本編とは関係ないシーンですが、関係がかなりあるという描かれ方です。
つまり直接的に描くか間接的に描くかの違い。
たとえば、告白のシーンで直接、主人公が「好きです」って言うのではなく、主人公の知り合い同士がその話をなんとなくしているとしか描かれないとかそのくらい間接的なもの。
しかし映画の素人にはわからないです。 この遠回しの方法が逆に直接的な表現の数倍、言いたいことが表現されているのかもしれません。
意味があっても遠回しすぎで気づきにくいけど、そういうことだと思う。