チャウ・シンチーの「カンフーハッスル」を見ました。2004年の映画で12年前のものです。
2016年現在において鑑賞してみて、いったい何点でしょう?200点満点だと170点??テキトー。つじつま合わせがうまい映画だったなあと思いました。そう思ったシーンなどをまとめてみました。
1.最後のアクションシーンの一つ前
ここの場面になるともう主人公っていったいなんだったんだろうという気になりました。映画ものこりあとわずか。かなり長いシーンでした。でもびっくり!ちゃんとそのあとに主人公の活躍の場が用意されてました。
2.子どものころのエピソード
耳の聞こえない女の子を助けようとしたという思い出。途中でちょっと登場して立ち消えになったかのように思えいました。これも最後の最後にしっかり描かれてました。
3.ナイフが刺さった何気ないシーン
これは前半。ナイフを前の方に投げようとしたら別の方(主人公)へ何度も刺さってしまいました。それがなんと勝手に治ったのです。あきらかにギャグっぽいですよね。これはこの映画の伏線だったのです。
おもしろかったセリフなどは
異人類センターの見張りの兵士をボーイスカウトって説明していたところ。これは前半、子どもにサッカー教えてと言われて「もうやめた」ってセリフ。きっとあのサッカー映画のことですね。
全体的な印象
アクションのシーンはどれも長いなあと思いました。どれも主人公はノータッチだったからそう思ったのかもしれません。でもこの映画は1時間39分で標準です。散漫なようで実はどのディテールもていねいに描かれている映画でした。要するにみんなが主人公って感じ?にしたかったのかなあ。
追記
何語でしゃべっているかわかりづらかったです。吹き替えで見たらいいね。普通話と思われる言葉に広東語で返答したり、途中から語尾だけ広東語になったりしていませんでしたか?
この2つの言語の違いがわかりづらいなあと思いました。