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香港映画

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金城武とドニー・イェンの「捜査官X」を見た感想

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金城武とドニー・イェンの「捜査官X」を見た感想

原題 武侠、BSジャパン シネマクラッシュ金曜名画座(2015年5月29日金曜日、夜8時〜)で放送されました。ドニーって名前くらいであんまり知りませんが出演作品で見たことあるものがありました。1992年の「ドラゴン・イン」です。レオン・カーフェイが出演していたので観ました。



タイトルにだまされたかなと思いました。捜査官ってすると現代が舞台にも想像できますし、いきなり冒頭があんな風で間違えたかな?と思いました。そんなところも香港映画なら大いに許せる範囲です(#^.^#)



ハリウッド白熱教室でいろいろな手法があると学んでも実際の映画鑑賞ではストーリーばかりを追いかけてしまってそこまで頭が回りません。それにこの単にしゃべってるだけのシーンって特に工夫なんてなさそう?とかも思ったりしてしまいます。



ハリウッド白熱教室で勉強した手法が使われていることをよりはっきりと認識できた(?)かもしれません。



そんな特徴的なシーンをピックアップしてみようと思います。



1.ドニーが村にやって来た父の新しい妻のような女性と戦うシーン
最初は外で戦っていたのですが、後半は家の中に場所を移動。なぜか牛(?)がいっぱいいて、そのおかげでかドニーが勝ちました。



2.ドニーの過去
金城武に語った涙のストーリーは実は偽りの過去だったんですけど。実家は家畜の解体業※をしていたと。そんな映像がよく使われていました。後半、ちょっとすごいシーンがあって最終的に早送りしました。



※なんか自信なくてネットで探したところ、取り上げているサイトが見つからず。録画も削除してしまいました。



要するに家畜をモチーフにドニーの潜在的な?残忍性やその出自を強く表現していたように思いました。映像表現と言うより言葉の持つニュアンスで。これが私にはカットバックかなと思えました。もしこの映画でそういうのが一切なかったらどんな印象になったかを考えた場合、それなりの効果があって、意図されたものではないかなと思いました。


この映画はピーター・チャン監督作品であることもちょっとびっくりしました。2011年公開。日本は翌年4月。
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